【Z・CD特別情報40】

 

 

 

アルゲリチ フレイレ

ザルツブルク音楽祭2009

  

 

 

アルゲリチ フレイレ
ザルツブルク音楽祭2009          
~ブラームス ラフマニノフ シューベルト ラヴェル〜

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ザルツブルク音楽祭(ドイツ語: Salzburger Festspiele ザルツブルガー・フェストシュピーレ)は、オーストリアのザルツブルクで毎年夏に開かれる音楽祭。モーツァルトを記念した音楽祭として、世界的に知られている。

 

この2009年のザルツブルグ音楽祭での、ザルツブルグ祝祭大劇場でのコンサートのライヴ録音。
マルタ・アルゲリチは1941年生まれ。アルゼンチンのブエノスアイレス出身のピアニスト。

ネルソン・フレイレNelson Freire, 1944年- )はブラジルのピアニスト。
近年はニューヨークのカーネギーホールや「プラハの春」音楽祭、ブリュッセルやパリ、リスボン、ローマ、ミュンヘン、ルクセンブルク、チューリヒでリサイタルを開いているほか、ペテルブルク交響楽団やフランス国立管弦楽団、ユタ交響楽団やボストン交響楽団などとも共演している。

マルタ・アルゲリッチとの共演によるラヴェルの4手ピアノ版の《ラ・ヴァルス》がかつてはフレイレの代表的な音源であった。

今回も、・ラヴェル:ラ・ヴァルスは収録されている。

 

1940年代にアルゼンチンとブラジルで生まれた二人のピアニスト。
音楽的なことについての説明はいらない、というほど息のあった演奏である。

ライヴ録音の一本勝負の演奏であるから、真剣勝負である。
これまで何度も二人で演奏してきているのだから当然であり、二人の役割は呼吸が合っていて当たり前であろう。

演奏会は2009年8月3日。そしてCDの発売が2009年10月17日という、まさに電光石火の早業である。

【収録情報】
・1.ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 op.56b
・2.ラフマニノフ:交響的舞曲 op.45
・3.シューベルト:ロンド イ長調 D.951
・4.ラヴェル:ラ・ヴァルス

マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
ネルソン・フレイレ(ピアノ)

録音時期:2009年8月3日
録音場所:ザルツブルク、祝祭大劇場
録音方式:デジタル(ライヴ)

 

ドイツ・グラモフォンのピアノの録音は、とてもクセのある録音が多い。例えば、ポリーニのショパンはベートーヴェンのごとき録音でとてもクセがある録音で私は好きにはなれない。もちろん好き・嫌いはあるので一概には言えない。
しかし、このCDはとても音の抜けが良く、グラモフォンらしくない録音で好感が持てる。

 

1.《ハイドンの主題による変奏曲
(ドイツ語:Variationen über ein Thema von Haydn)は、《ハイドン変奏曲》の略称や、《聖アントニウスのコラールによる変奏曲》の別称でも親しまれているヨハネス・ブラームスの作品。

1873年に作曲された。
先に2台ピアノ版が完成されたが、こちらが作品56bとされた。
一般には、管弦楽版の作品56aが有名である。

 

2.《ラフマニノフ:交響的舞曲 op.45》
この作品は、下記のルガーノ・フェスティバルのラフマニノフの連弾にも収められている。
ラフマニノフの他の2台ピアノも聴けるので、参考のために併記しておく。(ルガーノについては第30話で紹介)
こちらのピアノは、アルゲリッチとネルソン・ゲルネルである。


ラフマニノフ:連弾、2台ピアノのための作品集
ルガーノ・フェスティヴァル

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【収録情報】
ラフマニノフ:
1. 交響的舞曲 Op.45(ラフマニノフによる2台ピアノ用編曲版)(2009年録音)
2. 組曲第1番ト短調 Op.5(2008年録音)
3. 組曲第2番 Op.17(2005年録音)
4. 6つのデュエット Op.11(2003年録音)
5. ロマンス イ長調/ワルツ イ長調(6手のための)(2009年録音)
6. ロシアン・ラプソディ ホ短調(2009年録音)

マルタ・アルゲリッチ(ピアノ:1-5)
ネルソン・ゲルネル(ピアノ:1)
リーリャ・ジルベルシテイン(ピアノ:2,4,5,6)
ガブリエラ・モンテーロ(ピアノ:3)
アントン・ゲルツェンベルク(ピアノ:5)
アレクサンドル・モギレフスキー(ピアノ:6)

録音場所:スイス、ルガ-ノ
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ) アンカーリンク

 

3.シューベルト:ロンド イ長調D.951(op.107)
この作品はシューベルトの死の年の1828年、ヴィーンの出版社アルタリアの依頼によって書かれた連弾の作品である。
この時代はフォルテ&ピアノの普及によって、家庭で演奏される作品が嘱望されていたし、またその為に出版される作品が必要となり、出版社が直接作曲家に作品を依頼した。
このことは作曲家が作曲で自立できる時代へ突入したことを示している。シューベルトはロンド イ長調の他に、32曲もの連弾の為の作品を作曲している。中でも、ロンドイ長調はシューベルト特有の歌心に溢れた名曲である。

 

4.ラヴェル:ラ・ヴァルス
管弦楽のための舞踏詩『ラ・ヴァルス』(仏: La Valse, Poème choréographique pour orchestre )は、モーリス・ラヴェルが1919年12月から1920年3月にかけて作曲した管弦楽曲であり、作曲者自身による2台ピアノのための作品である。
タイトルの「ラ・ヴァルス」とは、フランス語でワルツのことである。19世紀末のウィンナ・ワルツへの礼賛として着想された。
ラヴェルの親友であったピアニスト、ミシア・セール(Misia Sert、1872年 - 1950年)に献呈されている。

 

 

 

 

 

 

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