【Z・CD特別情報35】

ラ・スパーニャ~パニアグワの最高傑作!

 

 

 

ラ・スパーニャ~パニアグワの最高傑作!


グレゴリオ・パニアグワ&アトリウム・ムジケー古楽合奏団

美しくどこか物悲しい有名旋律を表情豊かにいろどる楽器の数々!

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《PCMでなくてDSDで変換されたSACDとは》
長岡鉄男氏激賞の超優秀録音が、オリジナル・アナログマスターから最新技術でPCMではなくDSDフォーマットへダイレクト変換されてSACD化された。超低音から高音までがリニアに録音されたオーディオ愛好家には見逃せないCDの紹介。

 

 

《PCMとDSDの違い》
PCM(pulse code modulation)は、 あらかじめメモリに記録しておいたPCM波形(サンプル)を再生することで音を生成する装置を示す。

一方、ダイレクトストリームデジタル(英語: Direct Stream Digital, DSD)とは、スーパーオーディオCD(SACD)がアナログ音声をデジタル信号化する際の方式。

 

《DSDの方がPCMよりアナログに近い》
簡単に言えば、PCMよりはDSD方式のほうがより原音(アナログ)に近いということらしい。わたしは技術屋ではないので説明に誤解があるかもしれない。

 

《ラ・スパーニャはDSDによるCD》
このCD「ラ・スパーニャ」はDSD方式によるワイドレンジで原音に近いサウンドで楽しめるアルバム。
このCDはどのプレイヤーでも再生可能ですが、ハンス・コッターの「スパニオル・コッヘスベルガー」だけはSACDプレイヤーのみ可能となっている。

 

《ルネサンスの人気旋律》
15~17世紀、ルネサンス時代のヨーロッパで人気のあったメロディ「ラ・スパーニャ」をもとにした楽曲を、奇才グレゴリオ・パニアグワ率いるアトリウム・ムジケー古楽合奏団が鮮烈に演奏した魅力的なアルバム。

 

 

 

《収録情報》
・『ラ・スパーニャ』

1 フランチェスコ・カノーヴァ・ダ・ミラノ:スパーニャ・コントラ  プント [1:55]
2 プレトリウス:スパニョレッタ [1:01]
3 トッレ:ダンサ・アルタ「ラ・スパーニャ」 [3:19]
4 作者不明:スペイン王のバス・ダンス [0:32]*
5 作者不明:ラ・スパーニャ [1:27]*
6 ヒセリン:バス・ダンス(ラ・スパーニャ)[3:02]*
7 エンシーナ:哀愁のスペイン [1:22]*
8 ヴェラルディ:イストリア・ベティカ [1:45]
9 作者不明:ラ・スパーニャ [3:36]*
10 ダルツァ:スペイン女の侵略Ⅰ [1:33]
11 ダルツァ:スペイン女の侵略Ⅱ [1:15]
12 ダルツァ:スペイン女の侵略Ⅲ [0:43]
13 ダルツァ:スペイン女の侵略Ⅳ [1:39]
14 ファーナビー:古きスパニョレッタ [2:12]
15 ファーナビー:スパニョレッタ [2:46]
16 エンシーナ:哀愁のスペイン [1:13]
17 作者不明:スペイン王 [0:42]
18 グリエルムス:ラ・バッサ・カスティーリャ [1:46]
19 作者不明:ラ・スパーニャ [1:41]
20 作者不明:ラ・スパーニャ [1:33]
21 作者不明:滅びしスペインを、きみ忘るるなかれ [0:45]
22 ヴェック:ホッパー・ダンツ「スパーニャ」を踊るスペイン人 [3:36]
23 コッター:スパニエル犬 [2:15]
24 作者不明:エスパニョレッタ [1:11]
25 ネグリ:スパニョレット~ヴィラニッコ・ディ・スパーニャ~パヴァニーリャ・ディ・スパーニャ~スパニョレット [2:19]
26 ジョスカン・デ・プレ:5声のラ・スパーニャ [3:28]
27 オルティス:「ラ・スパーニャ」によるリチェルカーレ1 [1:17]
28 オルティス:「ラ・スパーニャ」によるリチェルカーレ2 [1:06]
29 オルティス:「ラ・スパーニャ」によるリチェルカーレ3 [1:53]
30 オルティス:「ラ・スパーニャ」によるリチェルカーレ4 [1:44]
31 オルティス:「ラ・スパーニャ」によるリチェルカーレ5 [1:05]
32 オルティス:「ラ・スパーニャ」によるリチェルカーレ6 [1:09]
33 トラバーチ:5声のガリアルダ第4番「スペイン風」 [2:34]
34 ファン・エイク:スペインのヴォイス [1:38]*
35 スヴェーリンク:スペインのパヴァーヌ [3:24]*
36 作者不明:ザ・スペイナード [0:49]
37 ピルキントン:スペイン風パヴァーヌ [1:55]
38 エンシーナ:哀愁のスペイン [0:39]
39 サンス:エスパニョレッタ [1:05]
40 フランチェスコ・カノーヴァ・ダ・ミラノ:気まぐれな砂丘、スペイン [0:46]
41 ユーデンケーニッヒ:スペイン宮廷舞曲 [1:10]
42 カベソン:3つの上品で陽気な歌 [2:22]
43 エンシーナ:哀愁のスペイン [0:54]
44 カローゾ:マドリーリァ風の新型スパニョレッタ [0:43]
45 カローゾ:スペイン風熱狂 [1:19]
46 作者不詳:スペインのパヴァーヌ [0:48]
47 コンスタンツ:嗅ぎタバコの踊り [3:07]
48 コッター:コッヘスベルガーの嗅ぎタバコ [4:38]*(SACDレイヤーのみのボーナス・トラック)
*印が今回新たに収録された曲
アトリウム・ムジケー古楽合奏団
グレゴリオ・パニアグワ(指揮)

録音時期:1980年4月
録音場所:マドリード、帝国大学礼拝堂
録音方式:ステレオ(セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO

 

 

《アトリウム・ムジケー古楽合奏団》

スペイン・マドリードを本拠とする古楽アンサンブル楽団。
スペインの修道士、グレゴリオ・パニアグアによって1964年に創設。
彼らの作品で著名なのが、76~80年にかけて録音されたグレゴリオ・パニアグア指揮による『古代ギリシャの音楽』である。
70年代後半から80年代初頭に16世紀のスペイン楽曲やコロンブス以前の音楽に着手するほか、国際的なツアーを開催して好評を博すも、80年代に解散。
以後、エドゥアルド・パニアグアら各メンバーはソロ活動を展開。

このCDに興味を持って聞いていた頃から、約5年程した頃、
「パニアグワの芸術」という5枚組みのブルーレイ・オーディオが出てきた。内容は下記の通り膨大である。
しかし、これを紹介しないわけにはいかない。
ただし、ブルーレイ・オーディオの再生機が必要である。

 

 

 

パニアグワの芸術(5枚のブルーレイ・オーディオ
                          
30年以上たっても色あせることのない鮮烈な音!
あのパニアグワが遂にブルーレイ・オーディオで登場!
 

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パニアグワの芸術

 

Disc1

古楽療法

ラ・フォリア

 1976年

Disc2

古楽幻想

アラブ=アンダルシアの音楽

 1976年

Dusc3

ミューズへの讃歌

古代ギリシャの音楽

 1978年

Disc4

古楽追想

ルネッサンス・スペインの愛

 1976年

Disc5

古楽狂想

ラ・フォリア

 1980年

[Disc 1] 古楽療法 「タランテラ」 (録音 : 1976年10月 )

[Disc 2] 古楽幻想 「アラブ=アンダルシアの音楽」 (録音 : 1976年10月)

[Disc 3] ミューズへの讃歌 「古代ギリシャの音楽」 (録音 : 1978年6月)

[Disc 4] 古楽追想 「ビリャンシーコ」 ~ ルネッサンス・スペインの愛と     
たわむれの歌 (録音 : 1976年10月 )

[Disc 5] 古楽狂想 「ラ・フォリア」 (録音 : 1980年6月 )

 グレゴリオ・パニアグワ (指揮)
アトリウム・ムジケー古楽合奏団

 

 

オーディオ評論家・故長岡鉄男氏がアナログ時代に絶賛したことで注目を集めたグレゴリオ・パニアグワ指揮アトリウム・ムジケー古楽合奏団のアルバム。
2011年にSACDシングルレイヤーで発売され好評だった5枚をブルーレイ・ディスク・オーディオ(BDA)のセット商品としてリリース。

 

 

 

《収録情報》
Disc1
《古楽療法「タランテラ」》

・アンティドトゥム・タラントゥレー(毒グモの解毒剤)
・コレア(舞曲)
・タランテラ第1、第2、第3旋法
・神秘な防壁
・ナポリのタランテラ;フリギア旋法 ブクステフーデの固執低音によるナ ポリのタランテラによるリトル ネロ われは喜ぶ:詩篇 第121番
・タランテーラ
・タランテラ、またの名クラウズラ
・タランテーラ第1、第2、第3番
・タランテラ;ヒポドリア旋法
・ラ・タランテーラ
・スコットランドのジグ
・タランテーラ
・タランテーラス
・カントリーダンス「走る歩兵」
・ラ・タランテーラ

・魔法使いたちの踊り
・タランテーラⅠ~Ⅵ
・ナーナ・アンダルーサ(アンダルシアの子守歌)
・タラント・デアルメリア

Disc2
《古楽幻想「アラブ=アンダルシアの音楽」》

・インシャード~インシラフ
・トゥシアー~サナア
・クッダム ラスト
・サナア
・ムサッダル~サナア
・ブタイヒー アッザイダン
・ムシャルヤ~サナア
・トゥシア
・サナア~ムサッダル
・サナア
・タクシーム~(アル=ファーハティ ヒジャーズ)
・ムシャルヤ~トゥシア
・サナア~タクシーム~サナア
・タクシーム~ムアッサ~サナア


Disc3
《ミューズへの讃歌「古代ギリシャの音楽」》

・序奏
・「オレステース」のスタシモン
・コントラポリノポリスの器楽曲断片
・デルポイのアポロン讃歌 第1
・テクメッサの嘆き
・パピルス・ウィーン29825
・太陽神への讃歌
・ミューズ(ムーサ)への讃歌
・ネメシスへの讃歌
・パピルス・ミシガン
・アエナオイ・ネフェライ(不断に流れる雲)
・セイキロスの墓碑銘
・パイアン
・ベラーマンの無名氏

・ピュティア祝勝歌 第1
・パピルス・オクシュリンコス
・オクシュリンコスのキリスト教讃美歌
・ホメロスの讃歌
・パピルス・ゼノン・カイロ断片
・テレンティウス「義母」第861行
・「道徳詩」第1歌 第11~12行(ミーニュ版教父全集37,523f)
・デルポイのアポロン讃歌 第2
・パピルス・オスロ1413A/B
・終奏

 

Disc4
《古楽追想「ビリャンシーコ」~ルネッサンス・
スペインの愛と
たわむれの歌》

・私を深く愛したと
・一生かけてそなたを愛した
・顔色も青ざめて
・気の向くままに
・水を越えておいで
・恋のあゆみに
・くちづけて、抱きしめて
・エ・ラ・ドン・ドン、聖母マリア
・ラ・ベゴニェット
・リウ・リウ・テウ
・いちばんきれいな山娘
・幸ある愛
・誰がお前を連れて行く
・何を使って洗いましょう
・樫の木の下に
・この私をひとりぼっちに
・ディンディリンディン
・ここで踊ろうよ
・ブドウの葉は緑
・ラ・エドアルダー
・わが運勢はよくならず
・フェルマータ

 Disc5
《古楽狂想「ラ・フォリア」》

・生命の泉~天使的早発性痴呆の~ソファミレドによる
・途方もなき~微小なる栄光の~ガラスの
・フォリアに寄せる祈り~名声は飛んで行く~レモン風・南欧風
・ 肝要なる・根源的の(一名『何ひとつ我に関せず』)~正調インド風~逆流的
・貴族的倹約の
・繊細なる~深き淵より
・壁の外に
・通俗的なる
・人々に知られざる~そこはかとなく やわらかき
・北欧的にして 荒涼たる~平凡にして 金色なる
・いとも高貴なる~退嬰的かつ退廃的なる
・牧人らの~数学的:怒りの日~黄昏の~無名の~わが霊魂は悲し~武装せる強き騎馬兵の~大胆の:運勢は助く~包皮なき~教会風の
・劇場風かつ偽善的の~田園の~いまひとつの完全にインド風な
・天界的忍耐の~偽装的逃亡および凱旋の車

 アトリウム・ムジケー古楽合奏団
グレゴリオ・パニアグワ(指揮)

 再生機:STUDER A820
A/D dCS-904, D/A dCS-955

 

 

《主な使用楽器》
エピゴネイオン:40弦をもつ、古代ギリシャ最大の撥弦楽器。ひざの上に横向きに乗せ指ではじいて演奏する。

ディスコス:中央に穴のあいた金属板でできており、ひもで吊ったところをハンマーで打って音を出す。

マガディス:プサルデリオン属、リディア起源の撥弦楽器。10組の複弦をもち、指で弾奏される。

ロプトロン:木の輪に羊の皮を張り渡した、小型の軽快な太鼓。

プサルテリオン:ここではプレクトロン(義甲)を用いず、指のみで弾くハープ形の弦楽器を広く言う。

クレセル:ガラガラ。柄のついた容器に堅い発音体を入れ、振って鳴らす。

テュンパノン:打楽器。両側に皮膜を張った円筒形の本体をもつ。ふつうディオニュソス祭祀のときに女性によって演奏された。

エケイオン:デーメーテールの祭祀で用いられる、シンバルの一種。

キタラ:古代ギリシャを代表する撥弦楽器。アマチュアの弾くリラにくらべ、キタラは職業音楽家の楽器とされ、共鳴胴も幅広く、音色もいっそう充実している。7弦が基本。調和、節度というアポロン的理想を表現する楽器とされる。

キュンバ:シンバル。ディオニュソスの祭祀で用いられる。

プラギアウロス:リビア起源の横笛。薄い皮膜を張った指穴を一つもつのが特徴。

キュンバリオン:小型のシンバル。

アウロス:もっとも代表的な管楽器。ふつう2本の管が一体を成し、それぞれにダブル・リードと4~15の指穴をもつ。鋭い音色によって、熱狂的なディオニュソスの世界を表現する。ディスクでは各種のアウロスが使い分けられている。

プサルティンクス:キタラの一種。

キタリス:リラやフォルミンクスに似た、原始的な撥弦楽器。

セイストロン:シストルム。柄のついた馬蹄形の金属枠を振り、そこにはめこまれた金属片を打ち鳴らす。古代エジプトに由来し、多くの種類がある。

クロタラ:一種のカスタネット。内部をくり抜いた貝か木・金属の2片より成る。

トリゴノン:三角形の撥弦楽器。指またはプレクトロンで演奏される。

シリンクス:パンの笛。長さの異なる閉管の縦笛を高さの順に並べたもの。

フォティンクス:エジプトに起源をもつ、木製の横笛。

パンドゥーラ:3本の弦をもつ、長柄のリュート。トリコルドンとも呼ばれる。

サンビュケ:シリアまたはエジプトに起源をもつ、小ハープ形の弦楽器。弦は短く、音は弱い。

サルピンクス:まっすぐな管をもつトランペット。オリエント起源といわれる。

バルビトン:細長い形をした、リラの変種。リラより低い音を出し、プレクトロンで弾かれる。

モナウロス:1管のみのアウロス。

カノン:ピタゴラスが発明したといわれる、単弦の楽器。音程比の測定に利用された。モノコルド。

アスカウレス:バッグパイプ。

フォルミンクス:吟遊詩人によって演奏された、原始的なリラ。最古の弦楽器といわれる。

エリュモス:ニつの異なった長さをもつ、プリュギア地方のアウロス。左側の長い管が、角笛風に湾曲している。

クシュロフォノン:木琴。アプリア地方の飾りつぼに、梯子状の形が描かれている。

フュサリス:アウロスの一種。

ヒュドラウロス:水力オルガン。クテシボイスまたはアルキメデスの発明といわれる。パンの笛に水圧で風を送ったもの。

リラ(リュラ):キタラの単純化された楽器。演奏もずっと容易である。ふつう4弦か7弦。

ナブラス:プサルテリオン属の12弦の楽器。フェニキア起源。指で弾奏される。

ペクティス:マガディスによく似た、3弦の楽器。

カラモス:葦の茎で作ったアウロス。

 

 

日本語の丁寧な解説がついているので、この時代の音楽に興味のある方には最適である。

SACDとブルーレイ・オーディオとの比較は残念ながら、私のシステムでは決定的な判断はできない。あえて言えば、ブルーレイ・オーディオのサウンドは、アナログ再生に近いように思える。これは私には好みのサウンドと判断することはできる。

 

 

 

 

 

 

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