【Z・CD特別情報31】

 

オーボエ協奏曲集

 

オーボエ協奏曲集~アルビノーニ、
マルチェッロ、ヴィヴァルディ 
ホリガー、イ・ムジチ合奏団、他

https://books.rakuten.co.jp/rb/12032348/


《オーボエの歴史》
オーボエは、2枚のリードを使って音を出す、ダブルリードの楽器である。ダブルリードの楽器の歴史はたいへん古く、古代エジプトの壁画にもそうした楽器(葦笛)が描かれている。
その後、ダブルリードの楽器は野外楽器として発展し、世界中に広まった。そのひとつがトルコのズルナという楽器(第19話でも紹介)。これがヨーロッパにも伝わり、オーボエの先祖になったといわれている。

17世紀のフランスに登場したオーボエ。その後、そこから進化したドイツ式のオーボエがヨーロッパ中に広まったが、19世紀の終わりにフランスで画期的なメカニズムのオーボエが生まれて状況は大きく変化。
フランスで開発された新しいシステムはコンセルヴァトワール式と呼ばれ、現在のオーボエの主流となっている。

 

《オーボエ奏者》
現代のオーボエ奏者といえば、ハインツ・ホリガー(1939-)、ハンスイェルク・シェレンベルガー(1948-)、それにシュテファン・シーリ(1970-)といったところか。

ハインツ・ホリガーはオーボエ奏者としての卓越した演奏・楽曲解釈とともに、作曲家としても著名である。
また指揮者としても活動しており、ポーランドなど東欧の現代作曲家の作品などを積極的に紹介してきた。

 

《収録情報》
・アルビノーニ:オーボエ協奏曲 ニ短調Op.9-2

・アルビノーニ:2つのオーボエのための協奏曲 ヘ長調Op.9-3

トマゾ・ジョヴァンニ・アルビノーニTomaso Giovanni Albinoni, 1671年 ヴェネツィア - 1751年 ヴェネツィア)は、イタリア(当時はヴェネツィア共和国)のバロック音楽の作曲家。

生前はオペラ作曲家として著名であったが、今日はもっぱら器楽曲の作曲家として知られており、そのうちいくつかは頻繁に録音されている。なお、余談であるが『アルビノーニのアダージョ』(1958年に出版)はレモ・ジャゾットによる創作であって、アルビノーニとは直接関わりはない。
・マルチェッロ:オーボエ協奏曲ニ短調
・アルビノーニ:オーボエ協奏曲ト短調Op.9-8
・アルビノーニ:2つのオーボエのための協奏曲ハ長調Op.9-9
・ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲ハ長調RV.446

ハインツ・ホリガー(オーボエ)
イ・ムジチ合奏団、他
録音時期:1967~86年
録音方式:ステレオ&デジタル

 

(参考) 
アルビノーニ:オーボエ協奏曲全集(3CD)
 
https://amzn.to/2IcI1kn

トマゾ・ジョヴァンニ・アルビノーニTomaso Giovanni Albinoni, 1671年 ヴェネツィア - 1751年 ヴェネツィア)は、イタリア(当時はヴェネツィア共和国)のバロック音楽の作曲家。
(オーボエ :シュテファン・シーリ)
1991年にバイエルン放送交響楽団の首席オーボエ奏者に就任。
【収録作品】
5声の協奏曲 作品7(1715年出版、オーボエ協奏曲集
5声の協奏曲 作品9(1722年出版)

 

イタリア・バロック・オーボエ協奏曲集

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世界で最も美しい音をもつオーボイスト、シェレンベルガーと、やはり比類なき美音を誇る弦楽アンサンブル、イタリア合奏団の共演が、この天国的に美しいディスクだ。
シェレンベルガーはリヒターやヴィンシャーマンのもとで長く演奏してきており、バロックの語法も完璧にマスターしている。
録音はコンタリーニ宮(北イタリアのパドヴァ近郊にあるコンタリーニ宮)の素晴らしいアコースティクスも特筆すべきである。これはデンオンのCDシリーズとして種々の作品を聴くことができ、しかも廉価版である。

 
演奏: イタリア合奏団, シェレンベルガー(ハンスイェルク)

 

ハンスイェルク・シェレンベルガー(Hansjörg Schellenberger, 1948年2月13日 - )は、ドイツのオーボエ奏者、指揮者。

経歴
1948年、ミュンヘンに生まれ、13歳からオーボエを始める。1967年にミュンヘン国立音楽大学に入学し、マンフレート・クレメントに師事した。その後、ダルムシュタット夏季現代音楽講習会でハインツ・ホリガーのクラスに参加し、現代音楽の演奏技法についても研鑽を積む。

1971年、ケルン放送交響楽団のオーディションに合格し、副首席奏者になる。
このころ、ケルン放送響を指揮したヘルベルト・フォン・カラヤンの目に留まり、1977年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の代理奏者として演奏に加わる。
1980年、正式にベルリン・フィルの首席オーボエ奏者に就任、2000/2001年のシーズン終了までこのポストを務める。
ベルリン・フィル退団後は、自らレコード会社「カンパネラ・ムジカ」を興し、多くのレコーディングを行なっている。

 

【収録作品】

A.マルチェロ

アレッサンドロ・マルチェッロ(またはマルチェルロとも、Alessandro Marcello, 1669年 - 1747年)は、数学者・哲学者・音楽家として、多分野にわたって活躍したイタリア人貴族。今日ではバロック・コンチェルトの作曲家として有名。
アレッサンドロ・マルチェッロは、しばしば偽名「エテリオ・スティンファリーコEterio Stinfalico」を用いて、《12のカンタータ》作品1のほか、数冊のコンチェルト集を出版した。
今日ではその作品はめったに演奏されなくなっているが、生前のアレッサンドロは卓越した作曲家として著名であり、代表作のひとつ《オーボエ協奏曲ニ短調》は、バッハによってチェンバロ曲(BWV974)に編曲された。
このほかの作品としては、《ヴァイオリン協奏曲集「ラ・チェトラ」》や《リコーダー・アンサンブルと弦楽器、通奏低音のための協奏曲ト長調》などがある。《オーボエ協奏曲ニ短調》は、中間楽章が映画「ベニスの愛」において使われ、再び脚光を浴びるようになった。

 1. オーボエ協奏曲 ニ短調 I-Andante e spiccato

 2. オーボエ協奏曲 ニ短調 II-Adagio

 3. オーボエ協奏曲 ニ短調 III-Presto

ヴィヴァルディ
4. オーボエ協奏曲 ヘ長調 RV.455,F.VII-2 I-(Allegro giusto)

5. オーボエ協奏曲 ヘ長調 RV.455,F.VII-2 II-Grave

6. オーボエ協奏曲 ヘ長調 RV.455,F.VII-2 III-Allegro

アルビノーニ
7. 五声の協奏曲(オーボエ協奏曲) ニ長調 作品7の6 I-Allegro

 8. 五声の協奏曲(オーボエ協奏曲) ニ長調 作品7の6 II-Adagio

 9. 五声の協奏曲(オーボエ協奏曲) ニ長調 作品7の6 III-Allegro

アルビノーニ
10. 五声の協奏曲(オーボエ協奏曲) ト短調 作品9の8 I-Allegro

 11. 五声の協奏曲(オーボエ協奏曲) ト短調 作品9の8 II-Adagio

 12. 五声の協奏曲(オーボエ協奏曲) ト短調 作品9の8 III-Allegro

ヴィヴァルディ
13. オーボエ協奏曲 ニ長調 RV.453,F.VII-10 I-Allegro

 14. オーボエ協奏曲 ニ長調 RV.453,F.VII-10 II-Largo

 15. オーボエ協奏曲 ニ長調 RV.453,F.VII-10 III-Allegro

 

 

G.サンマルティーニ
ジュゼッペ・バルダッサーレ・サンマルティーニGiuseppe Baldassare Sammartini, 1695年 - 1750年)は、イタリアの作曲家、オーボエ奏者。
ミラノに生まれる。弟のジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニとともにロンドンに渡る。
ミラノとロンドンでオーボエの演奏をはじめ、1727年、歌劇場管弦楽団のオーボエ奏者のポストに就く。

後にオペラから離れ、王太子フレデリック・ルイス夫妻の援助を受ける。

サンマルティーニの作品には、フルートとヴァイオリンのためのソナタ、2つのフルートと通奏低音のためのソナタ、12のヴァイオリン・ソナタ(王太子に献呈)、6つのヴァイオリン協奏曲、合奏協奏曲集、ハープシコード協奏曲集、ドイツ・フルート(フラウト・トラヴェルソ)独奏のための6つの小品、2つのドイツ・フルートと2つのヴァイオリンのための6つのソナタ、などがある。さらに、「Movement D'une Seranade」のような愛らしいチェロのための小品も数曲書いている。
1750年、ロンドンで死去。

16. オーボエ協奏曲 変ホ長調 I-Largo

17. オーボエ協奏曲 変ホ長調 II-Allegro

18. オーボエ協奏曲 変ホ長調 III-Andante

19. オーボエ協奏曲 変ホ長調 IV-Alleg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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