【Z・CD特別情報25】

 

ヴァイオリンに捧げた人生
〜サルヴァトーレ・アッカルドの芸術〜

 

 

 

 

 

ヴァイオリンに捧げた人生
~サルヴァトーレ・アッカルドの芸術〜
(8CD限定盤)  
  

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《サルヴァトーレ・アッカルドについて》

サルヴァトーレ・アッカルド (Salvatore Accardo, 1941年9月26日 - ) は、イタリアのヴァイオリニスト。近年ではヴィオラ演奏や指揮者も手掛ける。トリノ生まれ。驚異的なテクニックと、明るく澄んだ音色、美しく華麗な歌の魅力により、パガニーニ作品の演奏家として名高い。


幼少の頃より抜群の楽才を示し、ナポリのサン・ピエトロ音楽院でルイージ・ダンブロジオに、シエーナのキジアーナ音楽院でジョルジュ・エネスコの高弟だったイヴォンヌ・アストリュクに師事し、さらにナタン・ミルシテインにも師事する。13歳にしてトリエステで最初の演奏会を開いたという神童であった。
その後は、マルタ・アルゲリッチとの共演などソリストとして世界的な活動を行う。1970年代にはイ・ムジチ合奏団のコンサートマスターを務める。
円熟した演奏と楽曲の解釈はどの作品にも安定しており、ヴァイオリン作品演奏のスタンダードといえる。


ストラディヴァリウス・ファイアーバード・エクス・サン=テグジュペリ(1718年製)とストラディヴァリウス・ハルト・エクス・フランチェスカッティ(1721年製)の2種類のストラディヴァリウスとグァルネリ・デル・ジェス(1734年製)を愛用している。

《収録曲》
Disc-1
その昔、シェリングの演奏でよく聴いたバッハのヴァイオリン協奏曲であるが、アッカルドの演奏はシンプルな演奏解釈がとても心地よい。

●J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 BWV.1041 (P)1985 DDD
●J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番 BWV.1042 (P)1985 DDD
●J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 BWV.1043 (P)1985 DDD
●J.S.バッハ:オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 BWV.1060 (P)1985 DDD
●J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲へ短調 BWV.1056(アッカルド編) (P)1985 DDD

マーガレット・バーチャー(第2ヴァイオリン)
ダグラス・ボイド(オーボエ)
ヨーロッパ室内管弦楽団

 

Disc-2 & Disc-3
最近は古楽器による演奏もあり、現代ヴァイオリンによる演奏はやや奏法上無理のある演奏となる、例えば三弦を同時に弾くなど重音、は古楽器に比べて現代ヴァイオリンでは違和感を感じるようになってきた。(古楽器はヴァイオリンの駒が低い。弓の反りが現代ボーに比べて少ない。従って三重音は弾きやすい。)
アッカルドの演奏にもそれは感じるが、現代ヴァイオリンで無理のない音楽の流れで重音を演奏しているのはさすがと言える。

●J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲 BWV.1001-1006 (P)1976 ADD

 

Disc-4
アッカルドは「イ・ムジチ」のソリスト勤めていたこともあり、ソロ・パートの演奏に違和感はない。しかし、最近の「四季」にはこれを凌ぐ演奏が出てきている(第3話で紹介)。
●ヴィヴァルディ:協奏曲集『四季』 (P)1988 DDD

●ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリンのための協奏曲 RV580、RV551 (P)1976 ADD
ナポリ国際音楽週間合奏団

 

Disc-5
パガニーニについては、第1話でヴァイオリニストの人となりについて触れているので、そちらを参照していただきたい。
●パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 (P)1975 ADD
●パガニーニ:無伴奏ヴァイオリンのための24の奇想曲より10曲 (P)1978 ADD
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
シャルル・デュトワ(指揮)

 

Disc-6
●チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲Op.35 (P)1976 ADD
BBC交響楽団
コリン・デイヴィス(指揮)

●パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第2番 (P)1975 ADD
●ヴィターリ:シャコンヌ (P)1987 DDD

Disc-7
●メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲Op.64 (P)1976 ADD
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
シャルル・デュトワ(指揮)

●ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 (P)1978 ADD
●ブルッフ:ヴァイオリンのための協奏的小品Op.84 (P)1978 ADD
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
クルト・マズア(指揮)

Disc-8
●シベリウス:ヴァイオリン協奏曲Op.47 (P)1979 ADD
●ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲Op.53 (P)1980 DDD
ロンドン交響楽団(シベリウス)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(ドヴォルザーク)
コリン・デイヴィス(指揮)

サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)

 

《演奏と録音》

ヴァイオリンとオーケストラのバランスは、グラモフォンにしては聴いていて疲れることのないバランスのよい録音である。高音はやたらに飛び出ることがない。

名盤にはいろいろあるが、これは隠れた名盤のうちの一つである。
まさしく、ヴァイオリンに捧げたアッカルドの真髄が随所に見受けられる演奏である。

 

 

 

 

 

 

 

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