【Z・CD特別情報 8】


ステファン・グラッペリ

～アイスクリームのようなフランス爺さんの一桁違うジャズ～

Plays Jerome Kern

　　　　　　　　　　 （ 演奏・録音Ａクラス）

http://tinyurl.com/h7zvmv7
↑CD 版

http://tinyurl.com/gql9msb
↑Amazon プライムミュージック
ダウンロード版ですのでご注意ください。



　「ステファン・グラッペリ」という名前を聞いて、ああ、あの「フランス人の爺さんか」と言える方は、クラシックファンというよりジャズファンではないでしょうか。
そう言う私も、ＮＨＫに入ってジャズ通の先輩にコンサートに
連れて行かれるまで知らなかったのです。

　今から３０年程前だったでしょうか、日本青年館のコンサートでヴァイオリ
ンがメインのジャズコンサートがグラッペリの演奏会でした。ヴァイオリン又
はフィドルは、タンゴを除いてクラシックの専売特許だと思っていました。ヴ
ァイオリン（ヴァイオリンの起源については諸説ありますが、はっきりしたこ
とはいまだにわかっていません。
　
　 ヴァイオリンのように弦をこすって音を出す擦弦楽器は、もともとモンゴル辺りの馬頭琴が起源とされています）。 ヴァイオリンがクラシックだけでなく多様な使われ方をしていても不思議 ではありません。そのコンサートはジャズが空気のように響いてくる音楽で不 思議な感覚でした。

それから、ステファン・グラッペリのＣＤを集め始めました。
イントロが出て、歌かと思うとヴァイオリンがメロディを奏でます。「煙が目にしみる」ジェローム・カーン作曲、ミュージカルの『ロバータ』（Roberta）のショー・チューンとして書かれたスタンダードナンバーです。
エレキ・ギターのリズムにのせて、これがヴァイオリンの演奏かと思えるほ
ど、口当たりのよいアイスクリームのようななめらかな曲が１１曲も入ってい
るので何がでてくるか、期待して聴いてみてください。演奏はクラシックファ
ンにはこういう音楽もあるのだと驚嘆するでしょう。

収録曲
01． Smoke Gets in Your Eyes (07:21)
02． The Way You Look Tonight (05:01)
03． Can't Help Lovin' Dat Man (06:02)
04． A Fine Romance (04:11)
05． Yesterdays (05:37)
06． Ol' Man River (06:45)
07． All the Things You Are (03:59)
08． Pick Yourself Up (04:50)
09． Why Do I Love You (05:03)
10． I Won't Dance (04:55)
11． Long Ago and Far Away (03:09)

残念ながら亡くなられているので、生の演奏は聴けませんが、ＤＶＤもでて
いるようです。私は都合３回もコンサートに通いました。それほど魅力的でし
た。録音はＡクラス、演奏は勿論Ａクラスです。


それに、ミシェル・ルグランとのコラボレーションした CD をもう一枚紹介し
ます。



Legrand Grappelli -おもいでの夏


ピアノ：ミシェル・ルグラン
ヴァイオリン：ステファン・グラッペリ

http://tinyurl.com/zq78hm3


収録曲
１、 聞かせてよ愛の言葉を
２、 セ・シ・ボン
３、 枯葉
４、 おもいでの夏
５、 パリに帰りて
６、 私の兵隊さん
７、 グッド・ライフ
８、 クロパン・クロパン
９、 マイ・マン
10 これからの人生
11 アンサンブル
12 シェルブールの雨傘
13 五月のミル
14 愛しのイルマ
15 雲

ミシェル・ルグランの粋なフレンチ・ポップスとグラッペリのヴァイオリンと
オーケストラ・サウンドは豪華な雰囲気を醸し出してくれるでしょう。

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